昨日、四時間半で読破
「不夜城 馳星周」
新宿歌舞伎町を舞台に、いかに上手く生き残るか
策の練る男の物語。
主人公、劉健一
臆病だからという男だが、考えることはえげつない。
裏社会にまみれて、小さな居場所で生涯を終えるのか
それとも、台湾勢のトップに躍り出るのか
凄く、引き込まれた。
裏社会を描いているから、すべて悪、悪悪の連発なのに、不快感なく読める。
これは健一が自分のやってることは悪いことだと後悔しないからだ。
善の立場の人間も出てこないからだ。
映画化されたときの金城武は艶があったな~。
(観てないけど)
不夜城、二巻三巻を、立ち見したが、こっちは買う価値なし。
劉健一が脇役にまわってナニが面白い?
本日、2時間半で読破
「RIKO 女神の永遠 柴田よしき」
不倫問題で傷害事件を起こし、本庁から新宿にとばされた村上緑子が主人公。
形のうえでは栄転だけど。
刑事物に恋愛要素が絡み、感情移入しやすい本です。
緑子に絡む、本命「安藤明彦」
対抗馬「鮎川慎二」大穴「高須義久」
なかでも、高須のキャラが最高。
二年前の痛手から、緑子は大人の女になります。
それに心底、高須は惚れてしまい隷従することになるわけです。
その過程がたまらなくそそる。
チンコ銜えられて泣くあたり、ぞわぞわしました。
こちらも二巻三巻立ち見したら、こっちは買いです。
絶対、面白いと思う。
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